IoTシステムの構成 デバイスからサーバーまで
IT説明図:IoTシステムの構成
IoTシステムの物理構成を見るときに、5つの階層で考えてみます。
下段に、(1)デバイスやセンサーを置いて、上段に向けて(2)ゲートウェイ、(3)エッジ、(4)ネットワーク、(5)サーバー(オンプレミス/クラウド)の順に配置しています。
それぞれのハードウェアの間には、通信手段が入ります。
通信手段は、(A)ゲートウェイ~デバイス、(B)エッジ~ゲートウェイ、(C)ネットワークの3つになります。
階層が下になるほど、無線での通信を使う傾向が多くなります。
既存のシステムをIoT化する場合などでは、企業内のイントラネットのネットワークを利用することも多く、オンプレミスのサーバーを利用することも普通にあります。
現実には、IoTといえども、クラウドと無線中心のネットワークに限られているわけではありません。
(4)のネットワークから上は、システム全体を考慮して最適なサービスを選定します。
対して、(3)のエッジから下は、主にデバイスが決まると、それらに依存して通信手段が決まることが多いです。
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