PoCの検証項目の具体例

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IT説明図:PoCの検証項目の具体例

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IoTシステムを例として検証項目を確認しておきます。
現場での実施は1日や2日で行うことが多いので効率的に進めます。

検証のポイントは以下のとおりです。
・実現の可否
・可とした場合にどれくらいの性能でできるか(レスポンス、処理量、エラー率、ほか)

ただし、システム化を考える場合には、次のポイントも重要です。

・そのシステムは本当に必要か
現行システムに手を加える、あるいは別の方法のほうが簡単に実現できることもあります。例えば、人を増やすほうがシステム化するよりもトータルコストがはるかに安いこともあります。
・実際にシステムとして動くか
ユーザーの業務にどれくらいの影響があるか、既存設備との整合性、環境、開発の可否と難易度、稼働後のメンテナンス、費用などの視点で確認します。
(IoTシステムなどでは、電力や配線の問題、現場の温度とデバイスの動作温度、保守スペースなど、細かく確認します。)

PoCで検証するという考え方だけで見ると、これら2つは忘れがちなポイントです。PoCはシステム企画の修正をかけることができる最後の砦でもあるのでこのようなポイントも重要です。

※ダウンロードファイルには、透かしのロゴはありません。

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